口の中に原因があるもの

気になる口臭……臭う原因は様々ですが、その中で、口の中に口臭の原因があるものを紹介します。口臭をなくするためには対処法だけでは一時しのぎでしかなく、根本的な解決にはなりません。あなたの口臭、原因はどれですか?

歯周病(歯槽膿漏)

以前、歯周病は歯槽膿漏と呼ばれていました。今でも年配の人は歯槽膿漏と呼ぶでしょう。歯周病で口臭がする場合、ガスのような臭いがします。症状の出方は様々でも、殆どの人がこの歯周病になっていると言われています。歯茎から血が出て、歯の周りに炎症が起こり、グラグラしてきて最後には歯が抜け落ちてしまいます。

歯周病予防

歯周病の予防は歯磨きだとは思っていませんか? もちろんこれは基本なのですが、根本的に予防するのであれば、食生活と生活習慣を正しくしていかなければいけません。歯周病→口臭→入れ歯 などと言うプロセスを歩まないためにも、予防が必要なのです。歯周病の治療は簡単に治るものではありませんので、事前の予防が大切になってくるのです。タバコや飲酒、食べすぎや偏った食事、運動不足や寝不足などが原因しているので、生活習慣病の一つとも言えるかもしれません。今一度、自分の生活習慣を見直してみましょう。もちろん原因はこればかりではなく。歯軋りや虫歯、入れ歯や噛み合せが原因になることもあります。

歯周病の治療

歯周病は歯周病菌によってできる物質により、血液から体内に入り、口臭ばかりではなく、全身に影響を及ぼしてしまうこともあります。歯周病の治療は、食生活の見直しや生活改善のほかに、歯磨きしかありません。熱湯に塩を飽和状態になるまで入れたものを用意します。もう一つ、できればほうじ茶の出がらしを用意し、水を入れて、半分になるまで煮詰めます。それを漉したものでタンニン酸の液を作ります。歯磨きをしたあと、この液で交互に口内を思い切り音がするようにすすぎます。塩の液は化膿を防ぎ、タンニン酸の液は歯茎を引き締める効果があります。時々、歯垢染色剤で隅々磨けているかどうかチェックしましょう。

 

舌苔

舌苔があるからといって、口臭がするわけではありません。健康な人にも舌苔はあり、ある程度は必要なものなのです。この舌苔の状態が悪くなると臭ってくるのです。

舌苔は、食べた物や、剥がれ落ちた舌の上部の細胞、口内最近や代謝によってできたものでできています。口臭がひどくなる場合は、体調不良や生活が不規則になっているとき、お酒や甘い飲料水の飲みすぎ、刺激物を摂ったときに多くつきます。この状態で口呼吸などをして唾液が減ってくると、舌苔が厚くなります。

更に進むと、舌の表面に深い縦じわができたり、横に小さなしわが出てきて、益々口臭がひどくなります。こうした原因を見ると、やはり食生活や生活習慣を改善すると良いということがお分かりでしょう。ただし、舌苔のとりすぎは、反対に口臭を起こしてしまいますので注意が必要です。健康な舌苔は、全体的にうっすらと白くなっている状態です。

 

歯石・歯垢

歯石や歯垢が原因でも口臭がします。歯垢は柔らかくて白い沈着物が歯の表面につくもので、細菌が食べ物などを栄養源として成り立っています。歯磨きせずに放置すると、唾液の中のカルシウムを吸着して、歯石になってしまいます。虫歯や歯周病の原因にもなってしまうので、歯石にならないうちにブラッシングで取り除かなければいけません。

歯石になってしまうと自分では取り除くことができませんので、歯医者に行って取ってもらわなければいけません。自分で取る器具も販売されていますが、歯茎を傷つけてしまいかねませんので、できれば歯医者に出向きましょう。

 

口内の乾き

【口呼吸をしない】と重複する部分もあるのですが……。唾液の出る量が減ると、口内の自浄作用や殺菌作用、さらには免疫力まで下がってしまいます。こうなると、口内細菌がどんどん増えてくるのです。この増えた細菌により、口臭が起こります。食事のときに良く噛んで、唾液をたくさん出すように心がけましょう。