口臭の予防と対策

耐え難い口臭がしてから慌ててケアをするよりも、しないように先にケアしておく方が簡単だと思いませんか? 多少の口臭は、生きている限りするものです。それが強いか弱いかの違いで、強い場合はケアが必要になります。口臭に対して正しい知識を身につけることにより、予防と対策にもつながっていきます。

口臭の元は?

口臭の原因の一番多いのは唾液の量が少ないことです。次いで、口の中が不潔になっている、虫歯、歯周病、治療途中で放置した歯がある場合、自臭症、体の病気、食品と続きます。これらの口臭の元となっているものを作らないよう、ある場合は改善していくことで口臭を少なく、そして消していくことができるでしょう。

 

ホルモンバランス

本文の方で触れていませんので、ここで少しホルモンバランスと口臭の関係について少しだけ触れておきましょう。私たちの体はホルモンの作用で一定のバランスが保たれています。女性の場合、妊娠や生理のためにこのホルモンバランスが崩れてしまったり、抵抗力が低下したりします。

こうしたことが、口の中の細菌が、一時的ではあっても急激に増加してしまいます。そうすることで口臭が強くなってしまうのです。妊娠時や生理前のホルモンバランスが崩れがちなときに、歯磨きの回数を増やしたり、うがいやマウスウォッシュを使ったりして、口内環境を整えることで口臭予防になるでしょう。

 

歯磨き粉

歯磨きするときに使用する歯磨き剤は、一般的に歯磨き粉と呼ばれていますが、どんな物を使っていますか? 歯磨き粉には発泡剤が入っているため、泡立ちがよく、よく磨けていなくても爽快感があるために、磨いたつもりになってしまいます。ホワイトニング効果を謳ったものや、歯周病予防、フッ素配合の物など様々なものがありますので、目的に合った物で、正しいブラッシングをしましょう。

歯ブラシの選び方

あなたはどんな歯ブラシを使っていますか? 歯ブラシの頭は、下の奥歯の内側にすんなりと入るものにしましょう。ブラシの毛の部分は密集したものを使うと、汚れが取りやすいです。固めの毛じゃなきゃ磨いた気がしないという人もいますが、できれば柔らかめ〜普通の固さの物を使いましょう。試用期間は約1ヶ月で取替え時期になるでしょう。歯ブラシの後ろから見て、毛先がはみ出しているようであれば取替え時です。

上手な磨き方

最近では歯の治療をしながら、ブラッシング指導をする歯医者が増えてきています。磨くときのコツは、力を入れすぎないことです。歯磨き粉を使わないで一度磨いてみましょう。舌で触ってツルツルしているようであれば、上手に磨けています。歯と歯の間は、試験薬を使って時々チェックしてみましょう。

●奥歯は歯ブラシの毛先を垂直にあて、歯茎を傷つけないように小刻みに動かして、歯周ポケットにはいるように横方向にブラッシングします。

●前歯は歯が生えている方向に、小刻みに縦方向にブラッシングします。

●前歯の横は見落としがちです。毛先を垂直になるようにあてて、縦に細かくブラッシングしましょう。

●前歯下の裏側は歯ブラシの角を使い、小刻みに磨きます。

 

子供の口臭予防

子供の生えかけの歯は小さく、虫歯になりやすいと言われています。早い時期から歯磨きの習慣をつけるようにしましょう。小さな子供が口臭をさせていては、いじめの原因にもなりかねません。口の中を清潔にして、虫歯を防ぐことにより、口臭も防ぐことになります。

また、飲み物もジュースを飲むよりも、お茶を飲ませる習慣をつけることが大切です。また、赤ちゃんにおしゃぶりを加えさせるのは、歯並びに影響が出るとも一部で言われていますが、おしゃぶりを吸ったり噛んだりすることで、歯や舌の機能を発達させますし、口にくわえていることで、必然的に鼻呼吸になります。これらが口臭予防に役立っているということも理解しましょう。