口臭の治療

これまで様々な口臭対策や、ケアの方法を紹介してきましたが、何をやっても解決しない場合、本格的な治療が必要かもしれません。体内部に原因がある場合、歯科医院ではなく、その症状に見合った病院に行かなければいけません。

口臭は病名じゃない

『口臭』という言葉は病名ではありません。口が臭うという訴えに過ぎず、口臭外来を行っている歯科医院はありますが、本来であれば、精神科や内科、耳鼻咽喉科、婦人科などの幅広い医学的知識が必要になります。もちろん歯科の知識が必要なのは言うまでもありません。

中には自臭症の人もいるために、治療を行っても患者自身が満足しなければ治ったということにならないかもしれません。また、1日の中で口臭の強弱があるように、日によっても臭ったり臭わなかったりもするのです。実態がありながら、ないようなものですので、難しい分野ともいえるでしょう。

 

生理的な口臭ではないか

自臭症の人は、生理的口臭までもが我慢できない傾向にあるようです。実際に臭いはしていないのですから、数多くの歯科医院を渡り歩き、その都度『問題ない』『気にしすぎ』と言われることが多いようです。

この場合、歯科医院で自臭症の治療を行っているところもありますが、心の問題になりますので治療が難しくなります。自分が思うほど、他人は口臭を感じていないことが多いですので、気の持ちようといえばそれまでなのですが、自分で臭いをチェックして、本当に臭っているのかどうか調べてみましょう。あまり気にしすぎても、人と会うのが嫌になってしまう人もいますので、精神的に追い込まれる前になんとか治療しなくてはいけません。

 

本格的に治療する前に

口臭外来などを訪れて、本格的に口臭治療に取り組む前に、心がけておかなければいけないことがあります。口臭の原因がどんなことであれ、口の中を清潔に保つことは絶対条件です。歯科医師に全て任せるのではなく、正しい歯磨きの方法を身につけ、食後は口の中を清潔にするなど、自分なりの努力も治療と併せて行っていかなければいけません。

また、口臭は病気ではないので保険がききません。カウンセリングの時点でしっかりと費用を確認し、治療を継続することが困難だと思ったのであれば、予約を入れる前にきちんと断りを入れるべきです。治療に何時間か時間を割かなければいけないので、ドタキャンなどはご法度です。口臭外来は敷居の高いところではありません。恥ずかしいという人もいるようですが、気になる口臭がなくなることを考えて、もっと積極的になってみましょう。